■2013年10月29日 社内レクレポート■
時は、台風が何度か通り過ぎて、すっかりと涼しくなった10月の末日。
普段は一日の大半をパソコンデスクに張り付いて過ごしている
我々チビコン社員が、
比叡山登頂
に挑む過程をご紹介いたします。
■比叡山登頂開始
朝の9時30分に、京阪三条駅に集合。
電車を乗り継ぎ、滋賀県は京阪坂本駅に我々は降り立ちました。
駅のホームから垣間見る、遠方にうず高くそびえる比叡の山…
数時間後にあの頂上にいるという事に現実感が伴わないまま、
我々は登山道を目指すのでした。
10時30分ごろにケーブル坂本駅脇の道から、
延暦寺への山道にアタック!
▲まだ表情が余裕に満ちた社員一同。しかし…
▲山道スタート!
■ドS坂
…キツイッ!!
一日のうち、
起きている間は殆どモニタの前に座ってます
というような、
典型的インドア集団
を、容赦ない傾斜が襲うッ!
延暦寺までの表参道とはいえ、正直荒れ放題の山道は、
足裏に!腰に!背中に!
運動不足に加え、山歩きに慣れていない一同をサディスティックに攻め立てる!
とまぁ、日頃の運動不足感じつつ、
一歩一歩、足元をしっかりと確かめながら、
野郎どもは
三十路を間近に控えて襲い来る急速な衰え
を確かめながら、
確実に上へと進んで行くのでした。
▲だんだんと口数が減る一行。ぼやき始める社員F氏
■山の中という非日常体験
山の中は、思ったより暖かく、また非日常感に満ちており、
口ではしんどいと言いつつも、
静かな山の中で、終始ハイテンションで馬鹿笑いしていたように思います。
この「
いつもと違うワクワク感
」みたいなものは、
日ごろのお仕事でもお客様にお届け出来るようにしたいものです…
とまあ、それっぽい事を申しましたが、
要するに馬鹿騒ぎしながら登ってました。
真面目なハイカーの皆さん、お許し下さい!
▲
1日1本の○プトンのミルクティー
が日課の社員Sさん。山の上だろうがリ○トン(紙パック)を常備だ!
▲登山開始40分ほどで、野郎どもは既に汗みずくであった。
■延暦寺到着!
さて、休憩も挟みつつ、12時30分頃、無事に延暦寺に到着。
荒れた山道から一転して、舗装された道路や、人工的な建物が現れます。
▲急な坂続きの山道を抜けて一息
延暦寺についた辺りで、
なんかもうやりきった感じ
の社員F氏と、社員E氏。
…おい、お前らまだ頂上じゃねえぞ。
その発言に一気に表情が曇るメンバー2名。
曇った表情は勢い余って若干の小雨まで呼び寄せる!
本来我々が目指していた比叡山頂上は、
延暦寺からまだ暫く登った場所にあるので、まだまだ山を征したとは言えない。
正直、ここで引き返すプランも考えてはいたものの、
ここまで来たら、頂上も気になるというもの。
天気が悪いから引き返そうという、2名に対して、
ここまで来たんだから文句言わずに登れ
という3名。
合理的な多数決の理論、残酷な民主主義の法則で、…登山続行!
▲頂上まではあともうちょっとだけ続くんぢゃ
▲非情なまでに公正な民主主義が行なわれた現場
■そして登頂へ…
天候は微妙ながら、
まずはガーデンミュージアム比叡の看板を頼りに、
なにやら「頭文字なんとか」みたいな走り屋がドリフトとか決めそうな、曲がりくねった山の道路を登ります。
しかし、これが思ったより長い道のり!
標高はすでに800メートルオーバー!
乾き始めた汗に風が当たると冷たく、下界と違って一足早く息が白い!
しかし、高いだけに景色は良く、
薄曇の空の下、眼下に広がる滋賀の町並みや地平線まで続く琵琶湖の景色が印象的でした。
▲霞む地平と広大な琵琶湖を望む図
▲望遠鏡で知らない町を見ても、あんまり感動はなかったよ
■道路脇でのひと時
さて、思ったよりも続くガーデンミュージアム比叡への道路。舗装されているとはいえ、傾斜は尚も無情な坂道。
先も見えないので取りあえず休憩という事で、
道路脇の芝生
で昼食休憩。
時間的には、登山開始から3時間経過の13時30分ほど。
普段昼食をとっている時間と同じくらいの時刻ながら、場所が違うと新鮮に感じます。
▲どう見ても
ピクニックするような場所ではない道路脇
で一息!
▲気温が低く、結構寒い。そんな薄着で大丈夫か?
■登頂→下山開始
昼食の後は行軍続行。
割とアッサリ、ガーデンミュージアム比叡に到着。
ここまで来ると、下山する事しか考えていないメンバーが若干名。
あとはロープウェイに乗って、降りるのみ!
身体は疲れていつつも、
内心「ロープウェイ」というものにアトラクション的な、
年甲斐もないワクワクを抱いてしまいます。
▲ロープウェイ乗り場で集合写真
▲こんな様子でも内心ワクワクです。
…ワクワクなんです。本当なんです!
▲社員F氏の哀愁の一服。
▲ロープウェイ乗り場。結構高い
ワイヤーでつるされた
エレベーター二つ分くらいの広さのロープウェイに乗れたのは、想像よりも新鮮な体験でした。
山の景色にはところどころ紅葉の気配を感じるものがあり、
本格的な季節にくれば、すばらしい景観を望めるかも知れません!
▲町を見下ろしながら、
山肌を沿って降りていくロープウェイ
▲すれ違ったロープウェイ。
無人だとどこかホラーチック
▲麓のケーブル八瀬駅到着。
八瀬の河原では、2012年の9月にバーベキューなんてこともありました
■下山&解散
ロープウェイ→ケーブルカーと乗り継いで、一気に麓まで降り立った一行
そこから、叡山電車→京阪電車と乗り継いで、
集合場所と同じく京阪三条駅にて15時30分に解散!
比叡山の旅路は6時間という、大変密度の高いレクレーションとなりました!
たまには山を登るのも悪くない!
これからも色んな場所に行ってみたいものです!
余談ですが、 長旅の間にリプト○のミルクティーが切れた社員Sさんが、
解散と同時に駅の売店へ走り出した
のが印象的でした。
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